DAVID BOWIE《DAVID BOWIEマイベスト15ソング》NO15「ヤング・アメリカンズ」 実はボウイが好きになり始めたのは、この曲が入っている同名のアルバムから。マーク・ボランが好きだった私、ボウイよりもTREXに親しみやすさを感じていました。このアルバムでボウイは『ジギー~』のころと大幅に変化している。スコーンと抜けた音が気持ちいい。アメリカを意識した音作り、ソウルフルです。ギターのミック・ロンソンが抜けた事が大きいです。 NO14「ロックンロールウイズミー」 アルバム『ダイヤモンドの犬』からの一曲。ボウイが語りかけるバラード ♪ロックを聞いていると僕は自分が このままで正しいのだと思える 僕にはきみがいるからです 僕とロックしてくれるきみがいるからです♪ NO13「ダイヤモンドの犬」 この曲も『ダイヤモンドの犬』からで、アルバムを飾る一曲目。ジャケットのイメージ通りの音で、犬の遠吠えを想わせる音を再現している。 NO12「野生の息吹き(WILD IS THE WIND)」 アルバム『STATION TO STATION』からで、重めのバラード曲。ボウイの声とカーロス・アロマーのギターがより悲しげに聞こえます。 NO11「夢に生きて」 1967年作の曲で、このころのボウイは、アコースティックギター一本で演奏するスタイル、ボブ・ディランの影響がつよいです。甘い声とストリングスをバックに優しく語りかける曲です。名曲です。 NO10「ゴールデン・イヤーズ」 アルバム『STATION TO STATION』からのヒット曲。基本的には「ヤング・アメリカンズ」の延長上にある曲で、ソウル・フィーリングに溢れている。完成度はこちらの方が上というか、ボウイのボーカルが一曲の中で多彩な変化を見せている。魅力的なナンバーです。 NO9「タイム・ウィル・クロール」 アルバム『NEVER LET ME DOWN』からの一曲。この曲のビデオクリップでは、冒頭松葉杖片手にパントマイムを演じるボウイの姿が見られます。カッコイイです。 NO8「サフラゲット・シティ」 『ジギー・スターダスト』からの曲。シングル盤では「スターマン」のBSIDEになった。代表的なロックンロールナンバーの一つ。ミック・ロンソンのギターが最高です。 NO7「ヒーローズ」 同名のアルバムからの曲。バックを固めるイーノのシンセサイザーとロバート・フィリップのギターのうねりが凄い。しかも、ボウイの歌は、力強い。興奮度がかなり高いです。 《we can be Heroes Just for one day》 NO6「スペース・オディティ」 同名のアルバムからの曲。初期の代表曲。アコースティックキダーのソロから静かに始まるナンバー。徐々に盛り上がっていき、カウントダウンでリフトオフ、一気にエクスタシーへ。エンディングまで興奮は治まりません。しびれます。 NO5「レッツ・ダンス」同名のアルバムからのヒット曲。80年代を代表するダンサンブルなナンバー。一般的にはBOWIEといえばこの曲という人がおおいのではないだろうか。癖がなく聞きやすいのが特徴です。 NO4「ファッション」アルバム『スケアリー・モンスターズ』からの一曲。うねったギターの音が強く印象に残ります。ファファファファファッションと歌うところが最高にカッコイイ曲です。 NO3「スターマン」『ジギー・スターダスト』を象徴している曲。ビブラートのかかった声が魅惑します。このころのBOWIEはミュージシャンというよりは、地球に落ちてきた宇宙人。美しさにしびれました。 NO2「ジーン・ジニー」アルバム『アラジン・セイン』からの曲。やはりミック・ロンソンのギターが強く印象に残るロックンロールナンバー。ブートレッグ(海賊版)ではジェフ・ベックがゲスト参加しているライブがあって、この曲でギターを弾いています。こちらも最高です。 NO1「フェイム」『ヤング・アメリカンズ』からの曲。この曲のフェイムの所のハモリで、ジョン・レノンがバックで声を発している事は意外と知られていない。60年代と70年代のメッセンジャーがさり気なく作り上げた名曲、無駄のない曲の構成にセンスとバランス感覚。この曲が私にとってDAVID BOWIE のNO1です。 DAVID BOWIEが輝いていた時代は70年代~80年代中期までと考えます。『NEVER LET ME DOWN』以降のボウイは、時代の先端を走ることはなくなってしまった。以後のアルバムから現在まで佳曲はあっても心を揺さぶるものはありません。輝いていた頃を知る身としては、それがさみしい。 (しかし、リアリティでは見事に復活しました。反省。) ………………………………………………………………………………………………………………………………… 『RARE』 『RARE』という、レアトラック集。曲目からいって発売されたのは1980年前後と思われる。確か当時タワーレコードで見つけて、珍しいものがあるものだと思って即買いした記憶があります。アナログLP盤です。 内容がまた面白く、11曲入りです。 A面1曲目の「スペイス・オディティ」はイタリア語(かな?)ヴァージョンで曲名が「RAGAZZO SOLO, RAGAZZO SOLA」 5曲目の「パニック・イン・デトロイト」はライブヴァージョン。 6曲目の「ヤング・アメリカンズ」はオリジナル盤と変わらないように思えるけど、ミキシングが違うのか、よりソリッドに聞こえる。 B面1曲目の「ベルベット・ゴールドマイン」は、映画のタイトルにもなっている曲で、このアルバムの中では一番の聞き物かもしれない。いい曲です。映画の方は、DVDを持っていますが、いつも途中で眠くなって寝てしまい、未だに内容がよく分かっていない状態です。(笑)グラムロックのスター(ボウイ自身?)を描いた映画のようだけど……直に、感想を書いてみようかなと思います。 B面2曲目の「ヒーローズ」は一番が英語二番がドイツ語(かな?)で歌っていて面白い。演奏はオリジナルと変わりがないようだから、ヴォーカルトラックだけ入れ替えているという事なのだろうか。曲名が『HELDEN』になっています。 B面3曲目の「JOHN I’M ONLY DANCING(Again)」はオリジナルと全くの別テイク、ギターはカーロス・アロマーで(オリジナルはミック・ロンソン)、ギターのリフが【ブラザーズ・ジョンソン】そのもので、当時のディスコブームを反映しているようで楽しい。 B面5曲目はインストゥルメンタルで「クリスタル・ジャパン」アルバム『ヒーローズ』の中の一曲「モス・ガーデン」と同時期にレコーディングされたらしいけど、アルバム未収録になった曲のようです。 この『RARE』はまだCD化されてないようなので、ボウイマニアにとっては、かなりのレア物かも知れない。内容も面白く充実しています。 ジャンル別一覧
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